- 人間関係に疲れる人に読んでほしいこの本
- 無意味に攻撃してくる悪意ある人たち
- なぜターゲットにされやすい人がいるのか
- どんな手口で攻撃してくるのか?
- 目的はなんでしょう?
- この本を読んで目が覚めたお人好しの私
- 対処法は?
- 心の癖を直すリハビリ中
人間関係に疲れる人に読んでほしいこの本
無意味に攻撃してくる悪意ある人たち
他人を攻撃せずにはいられない人を読んだことがありますか?
ベストセラーとなっている精神科医の片田珠美先生の著書です。
私が人間関係の悩みでいちばん苦しかったときに手に取ったこの本。
この本を思わず手に取った理由は、『他人を攻撃せずにはいられない人』という題名が、そのとき私を悩ませていたママ友Mさんにあまりにもぴったりとあてはまる気がしたから。
単純になぜ他人を攻撃するのか知りたかった。
どんな精神構造なのか。
なぜ、理由なく(思い通りにならないというだけで)他人を攻撃し貶めるのか、、、。
なんのためにそんなことをするのか。
そんなことをしてなんの得があるというのか、、、。
もちろん、なんの意味も理由もないのです。
ただ、他人を攻撃することが目的で、他人の不幸を願うという思考世界を持っている人がこの世には存在するのです。
理解することも理解する必要もないけれど、
自身を守るために、事実として知っておかないといけないと知りました。
なぜターゲットにされやすい人がいるのか
読みはじめて驚きました。
いま問題だと感じていたMさんだけでなく、ずっと過去に遡って思い当たることが多すぎたんです。
親との関係
姉との関係
Mさんはじめ友人と思っていた人との関係
私が知らず知らずのうちに影響を受けてコントロールされ続けていた理由がわかりました。
なぜ抵抗できなかったのか。
なぜ自分にも非があるかもと思わされていたのか。
断ることになぜ罪悪感を感じてしまっていたのか。
どうして、自分がターゲットにされたのかということも。
ターゲットにされるのは、(自分で言うのもなんですが、、、)優しい人。
困っている人がいたら助けてあげたいとか、自分だけが得をするのは申し訳ないといつも周りを気遣っている人。
自分より周りの人を優先してしまうような人。
悪意ある人や、支配しようという思考の人から見ればいちばん利用しやすい相手です。
だから、優しいあなたの周りにはいつもそんな人が寄ってくるのです。
そのことを自覚しておかなければ、利用されていつも苦しい人間関係のトラブルに巻き込まれ続けてしまいます。
どんな手口で攻撃してくるのか?
攻撃にもいろんなパターンがあります。
あなたが気がつかないように巧妙に攻撃してくるからやっかいなのです。
あなたが純真で優しいから、騙しやすいと目をつけられてしまったのです。
ある時は、あなたに不要な罪悪感を植えつけ自分も悪いと思い込ませる手口で。
ある時は、けなして自信を失わせるやり方で。
ある時は、味方のふりをして水面下で工作する手口で。
ある時は、悪意ない言葉に見せかけながら仕込まれた棘と毒で。
目的はなんでしょう?
では、攻撃してくる人の目的はなんでしょうか?
あからさまに威嚇したり無視したりする場合でも、
けなしたり自信を失わせるようなことを言ってマウンティングしてくる場合でも、
優しい味方のふりをして悩みや弱みを聞き出し、裏で工作する場合でも、
あなたが間違っていると信じ込ませようと洗脳してくる場合でも、
目的は同じ。
目的はたったひとつ。
支配して思い通りにコントロールすること。
この事だけは忘れてはいけないのです。
この本を読んで目が覚めたお人好しの私
この本を読んでみてください。
『あの人は気がつかなかっただけで、悪気があるわけじゃない』と好意的に解釈しようとしていたことも、全てのフィルターが外れてみれば庇いようのない明らかな事実としてクリアに見えてくるはずです。
私自身も、ずるい人たちにうまく利用されていることに気付かずに苦しめられ続けたこれまでの人生を振り返りました。
なんてお人好しで優しくていい人!
うまく利用された私が悪かったとは思いません。
今でも私は私が大好きです。
けれど、これからは私の善意は利用されるのではなく、
私が大切に思える人たちのためだけに自分の意思で使っていくと心に決めました。
対処法は?
この本にも対処法は書かれています。
私から言えることは、まずはコントロールされていると自覚することが必要だといううことです。
お人好しの良い人フィルターが入った眼鏡を外して、勇気をもって真実をみることです。
それを知ることではじめてコントロールされない利用されない攻撃されない方法を実践出来る心のアップデートができる気がします。
心の癖を直すリハビリ中
私の場合、、、
最初は、断ることにも罪悪感が拭えずに勇気が必要でした。
そのたびにこの本を思い出し、勇気を出しました。
とにかく、離れること、会わないこと、距離を置くことを目的にして、その目標を達成するためには他の何を捨てても何の被害があってもいいと腹をくくりました。
何度か続けるうちに、罪悪感を感じずに断ったり、自分の気持ちを優先させることができるようになりました。
それができるようになって、やっと自分へ悪影響とストレスを与えていた環境や人たちと距離を置くことができました。
離れてみて冷静になれば見えることやわかることはたくさんありました。
いままでよく頑張ってきたな、、、という思いと、
私には全く合わない必要のない世界と随分ながく付き合ってきたという情けない思いと、、、。
過去のことは過去のこと。
ただこれからは、信用できる自分軸を大切に残りの人生を歩んでいきたいなと思っています。
いまは心が落ち着いて、晴れやかな毎日です。
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