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自己探求する主婦の子育てと愛犬介護の記録

親に感謝できなくても別にいいんじゃない??まずは自分が幸せになってからでいい。

『どんな親でも子どもを愛している』とか『産み育ててくれただけで親に感謝するべき』って言葉や考え方が大嫌いでした。

 

親が子どもを育てることは
義務であり責任だ。

 

感謝されない親や尊敬されない親は
子どもに感謝しろと責めるより
自分の言動をふりかえって
反省するほうがいいんじゃないかと思う

 

感謝の気持ちなんて
内側から自然とわきあがるものじゃなきゃ
何の意味もない

 

そんな、親に感謝できないわたしの話。

親に感謝できない

世間的には、2人の娘を持つ私がこんなことを言うなんてびっくりですよね。

 

だけど数年前まで親への恨みや
理解できない気持ちが強かった私は

 

親に感謝しなさい

って言葉がとにかく大嫌いだった。


平気でそんな言葉を言える人のことも
きっと軽蔑してた。

 

そんな言葉は押しつけがましい親のエゴか

 

そうじゃなければ、
幸せな家庭で当たり前のように愛された
恵まれ人しか言わない的外れな言葉と思う。

 

そんな説教ぶった正論は
親に苦しめられて傷ついた人の心を
さらに傷つけて踏みにじる。


子どもを愛していない親などいないって言う人よく居るけど、、、

 

いや、いや、いや、、、
それが間違ってるってば!!

 

子どもを愛せない親も
子どもを傷つける親も
知らずに子どもの毒になる親も
いるでしょ普通にいっぱい!!

 

産み育ててくれただけで感謝しろなんて
そんな説教じみた言葉は
人の傷みを推し量ることもできないような
想像力の乏しいひとの言葉の暴力やと思う。

 

それか、親本人の虐待ね。

 

子供をもって初めて、親への感謝の気持ちが身に染みたという人はたくさんいる。

 

そんな人は、あたりまえの家庭で育った人か、幸せな環境で愛されて育った人なんじゃないかな?

 

愛されて自由にのびのび育った人ほど
あとあと、親に感謝する。

 

けれど一方で

 

親になったからこそ
愛されなかった過去に気がつく

親への消化しきれない悲しい想いが
さらに大きくなる
こともあると思うのです。

(私です笑)

 

 

子を持つということ=親になること?

子供を持つということは、
親になることとイコールではなく
子どもをもっても親にはなりきれない人がいる

 

親になるって、ひとりの人間の人生に
責任を持つということ。

 

産んだからには愛情を持って育て
成長をサポートしていく義務があること。

 

産んだだけでは親ではないし
産んだら偉いわけじゃない。

 

だから
親に逆らうなとか、
親に感謝しろとか、
親を敬えとか、
親に恩返ししろとか、、、
そんな言葉全てに反感を覚えてきた。

 

親への感謝も尊敬も恩返しも
子供の義務ではないのに、、と思う。

 

親は見返り求めず
無償の愛情を注いで
我が子の幸せを願って
成長と自立のお手伝いをする。

 

自分の意思と決定で産んだんだから
それが産んだものの当然の責任のはず。

 

一方で
子供には生まれたときから
愛される権利があるし
大切に守られてサポートしてもらう権利があるはず。

 

親への感謝とか尊敬って感情は
無償に愛されて与えられた結果として
自然と生まれてくる感情であるべきと思う。

 

それを
親への感謝がない人はダメと、
ひとまとめになんかできるはずもない。

 

感謝できない親も
尊敬できない親も
いっぱいいるもん。
そりゃ、親の方の問題だよね。

 

人並みに感謝の言葉を伝えてきた過去

私も人並みに小さい頃から
母の日にはありがとうの手紙を書いた。

 

おこずかいをもらう歳になれば
母の日のプレゼントを買った。

 

そうやってごく普通の娘としてしてきたことは子としての義務だと思っていたから。

 

自分が親になってからはじめて
今までと違う角度から見て
気がついてしまったこと。

 

私は本当に愛されていたんだろうか?

 

私は本当に親に感謝しているのか?

 

たくさんの葛藤がありました。
たくさんの怒りも悲しみもありました。

 

ここ数年でやっと過去の想いと
いまの私を切り離すことができた

 

あの頃の両親はいまの私よりも
若かったんだな...

 

両親もまた、
親への葛藤を抱えていたのかもしれない
愛し方を知らなかったのかもしれない

 

だからもう親への恨みや怒りも
自分を縛る罪悪感も全部手放そうと思えた
そう思えるまではとても長くって苦しい時間があったんだけどね。

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はじめて言った『産んでくれてありがとう』という言葉。

今年の母の日(2019年5月)にはじめて母親に『産んでくれてありがとう』と伝えました。

 

私の言った言葉の意味は、
それ以上でもそれ以下でもなく。

 

いま自分で築いたわたしの家族がいる。
とても幸せなわたしの居場所がある。

 

ただ、私がいることに感謝するということ。
私から産まれた娘たちがいることに感謝するということ。

 

そこに幸せがあることに感謝するということ。

そう思えてはじめて、産んでくれたという事実にただありがとうと思えたそんな母の日でした。

 

私みたいに「親に感謝しなさい」って言葉にモヤモヤする人に知ってほしい。

 

親のしてくれたことも
親がしてくれなかったことも
関係なくただ感謝するには
まず今の自分が幸せじゃなきゃダメなんだよな。

 

親への感謝はそのあとで充分やわ!!
ってこと。

※みなさまご無沙汰しております。お元気でしょうか?最近何ヶ月ももうブログ更新もしていなくて、はてなブログプロの更新も今年はどうしようかなぁ、、、なんて思っています。

今日はふと下書きにあった記事をアップしたくなり、久々にブログ更新です、、、

次はいつになるかわかりませんが、、、またお会いしましょう♪読んでいただきありがとうございました。

KAKA

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