注意欠陥多動性障害ADHDの頭の中はいつも忙しい。
いろんな考えが浮かんでは消え、、、
頭の中はいつも忙しいADHD。
目に飛び込んでくるもの、
聞こえてくるもの、
ふと思いつく面白いこと、
とっぴな空想もどんどん膨らむ。
そんな風に、いつもいろんなことがいっぱい詰まった頭の中は、大切な忘れちゃいけないことが迷子になりやすい。
ADHDの頭の中をわかりやすく例えると、
たくさんの金魚が泳ぎまわる金魚鉢。
何匹いるか数えてみても、
スイスイ泳いで逃げて行っちゃう。
数えてるうちに、
あれ?
この金魚はもう
数えたんだったっけ???
何度も数えなおして、もうクタクタ。
何匹いるんだか、こんがらがっちゃうの!!!
ADHDの脳とうまく付き合うコツ
ADHDの脳みそと、うまく付き合うのにはコツがある。
頭の金魚鉢の中の金魚を、
取り出して一匹づつ並べること。
頭の中の金魚(考え)を、
文字にして書き出す。
順番に並べてみる。
あら不思議!!!
あんなにたくさん泳いでると思った金魚は、並べてみると意外と少なかったりして。
結論が出なくて堂々巡りだったあのことも、
ずっと心に引っかかってたあのことも、
こんがらがってパニックになりそうな複雑なあのことも、
並べてみると意外と単純だったりする。
毎日TODOリストで金魚を並べる!
TODOリストつけてますか?
優先順位をつけるのが苦手。
期限を忘れてしまうことが多い。
そんな特徴のあるADHDですから、
まずは、いちにちのTODO(やるべきこと)をリストにして書き出す習慣をつけましょう。
やるべきことを書き出してリストにするだけですが、可視化するだけでADHD特有のうっかり忘れや優先順位の間違いがぐっと減ります。
はじめはできれば手書きで。
慣れるまでは、アナログなやりかたがいちばん効果があると感じます。
やるべきことを可視化する
やるべきことを、可視化する。
(金魚を取り出して、見やすく並べる)
❶今日中にやらなければならないことを確認しながら、リストにして書きだす。
❷1つずつ、終わったものから線を引いて消していく。
大切なのは、リストを作ることより、この消していく作業です!
そうすれば、
何からやればいいのか、
どれを最優先にすれば良いのか、
ADHDの苦手な部分を補ってくれます。
ADHDの人がなかなかやるべきことに手をつけられないことの理由には、『やるべきことが沢山あって、何から手をつければ良いかわからない』ことも多いのです。
可視化して並べることで
やるべきことを明確にし
ひとつずつ線を引いて消していくことで
達成感を得られます。
カレンダーと連携して通知してくれるアプリ
1週間。
1ヶ月。
長期間のスケジュールやタスクをうっかり忘れてしまうことが多いADHDさん。
そんな、少し先の予定の管理にはスマホのTODOアプリが大活躍してくれます。
カレンダーアプリと連携してくれるTODOリストアプリ。
TODOリストに日付と時刻を登録しておけば、カレンダーと連携して、予定の前に、スマホの通知でお知らせしてくれるんです。
期限が決まっている予定にだけでなく、期限が決まっていないけれど近日中にやらないといけないこともありますよね。
そんな時は、アプリのTODOリストの自動繰り越し機能 が便利。
チェックして消すまで、何度でも繰り返しお知らせしてくれます。
これはもう、秘書なみにありがたい!
自分の予定、
幼稚園の行事、
小学校の行事、
中学校の行事、、、、。
子供が増えるほど、
行事と学校プリントの山!!!
無理!!!
そんな時に、スマホのTODOリストアプリが本当に助かりました。
私は長いこと"Cal 2 To do"というIOSアプリを使っています。
↑リンク貼ろうと思ったんだけど、アプリのリンクが貼れなくて、、、ゴメンナサイ
アプリストアで、たくさんカレンダーとTODOリストが同期するものがあるので、ぜひ調べてみてくださいね!
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KAKA