でこぼこーど

自己探求する主婦の子育てと愛犬介護の記録

犬にも認知症があるんだな。うちの子の症状と気をつけてあげること。

うちの子の様子をみて、認知症かもしれない、、、と思ったのは、夜中の徘徊がきっかけでした。

 

そんな、うちの子の認知症の症状と気をつけてあげたい対策の話です。

愛犬の看取り方を考える

夜中の徘徊のはじまり

人間よりも短い命だからか、

老いていくスピードも本当に早い。

 

この間までできていたことが

今日はできない。

 

今年の春に、大きな痙攣発作を起こした。

その時のことは以前のブログにも書いてる。

愛犬に近づく老化の影。老化の症状と介護のはじまり

 

それはもう、とっさに別れを覚悟するような発作で、本当に怖かった。

 

それから発作を繰り返すことはなかったけど。

 

その発作のあとからだったな。

家族全員が就寝したあとの暗い家の中を
愛犬が徘徊するようになった
のは。

 

 

それでもはじめの頃は、
ただ歩いているだけで苦しそうではなかったし。

 

納得するまで徘徊したらちゃんと
朝にはベッドで眠っていた。

だから心配はしていなかった。

 

「今日もルーティンがはじまったな。

歳とったら足腰鍛えなあかんからな。

なかなかストイックな爺さんやな。」

、、、なんて旦那のジョーダンにも
笑えるくらいの余裕があった。

 

だんだん夜中に足音が聞こえる日が増えると、
犬にも老人性痴呆症ってあるのかな、、、
と心配になった。

 

「マロは人間の爺さんとちがって
鍵開けて外に行ったりせんから安心や。
好きなだけ徘徊さしたったらいいやん。
運動!運動!!」

なんて言っていられなくなった。

 

ここ数日で、徘徊が心配なものに変わった。

 

苦しそうに身の置き所がなさそうに歩き回る。

 

弱々しくピーピーと鳴く声。

 

ベッドに身を落ち着けてからも
居心地悪そうに何度も態勢を変え
ベッドからでて歩く。

 

たまに起き上がって咳のようなものが出る

苦しいのかもしれない、、、。

なんども起きて様子を見にいく。

 

胸の下側に、つい最近まで気づかなかった、
2センチくらいの水腫のようなものがある。
(、、、ような気がする)

 

 

ネットで検索すればするほど心配なものばかりが目につく。

 

心臓とか肺に水が溜まっていたらどうしよう、、、

呼吸が苦しいのかもしれない、、、

 

水曜はかかりつけの獣医さんが休診日。

でも、前回の痙攣もその後の様子も知ってくれている
かかりつけ医に診てもらいたい。

 

 

マロはうちに来たころから律儀な性格で、
私が寝室に寝にいくまでリビングの簡易ベッドで待っている。

 


寝に行こうか?と声をかけると、
必ず自分も寝室にある自分のベッドに移動する。

 

昼間はわりとぐっすり寝ているのにな。

寝室用のベッドが寝にくいのかな?

 

昼間にリビングで使っている簡易ベッドと、
寝室のベッドを入れ替えてみる。

 

 

火曜の夜と水曜の夜、、、
ベッドを変えてみたり
態勢を変えてあげたり、、、
彼が安心するようにリビングで一緒に朝までとなりに付き添ってウトウトしたり。

 

超寝不足、、、。

 

今日は、かかりつけ獣医を受診した。

 

診断は高齢による痴呆症の疑い

 

胸の下のぷよぷよは

脂肪腫という脂肪の塊で

とくに心配はなかった。

 

よかった!

 

実際は
心臓や肺に水が溜まっても
外側から触ってわかるものではないらしい。

 

言われてみればそりゃそうか!!!

 

夜中の徘徊は、やっぱり

痴呆症の疑いが強いらしい。

 

でも、ここ数日のピーピーと苦しそうな鳴き声は、
腰の痛みから来ている可能性の方が高い
ということだった。

 

身の置き所がなさそうに、何度も態勢を変えるのも、
ピーピーと鳴くのも痛みのある場合が多いそうだ。

 

 

たしかに、どんどん足腰は弱っているし、歩きづらそう。
以前より背中を丸めて歩いている気がする!!!

 

「まずは飲み薬で痛みをとってみましょう。」と、
10日分の薬をいただいた。

 

とにかく、不安だった2晩、、、ホッとした。

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獣医さんから聞いた主な認知症の症状

  1. 家中を徘徊する
  2. 同じ場所でぐるぐると旋回する
  3. 夜鳴きする
  4. 昼夜逆転する
  5. 後ろへ進むことができなくなる
  6. 狭い隙間に入り込み出られなくなる
  7. トイレの失敗が増える

うちの子はかなり当てはまっている。

 

 

人間の痴呆と同じで治療薬があるわけではなく

対処していくしかないのだけれど、、、。

 

 

せまい隙間に頭からはいって

出られなくなってることがある。

 

認知症でバックしたり、
方向転換することが難しくなってたんだ。

 

 

家のどこかから「ピー、、、ピー、、、」と聞こえるかすかな声。

 

家中を探してみると、
ドアストッパーで固定したドアと壁の隙間に入って
動けなくなっていることもあったっけ(^^;)

 

後ろに進めないってそういうことだ。

 

だから、お留守番させるのも

だんだん不安になってくる。

 

隙間に入っていないか、、、

立てなくなっていないか、、、

犬が認知症になったら気をつけたい対策

夜中の徘徊や、ぐるぐると旋回が始まったら、
部屋の中の危険を取り除く工夫が必要みたい。

 

目も耳も悪くなっているから。

出来るだけ家具の配置を変えるんじゃなく、
隙間を塞いだり、歩行の邪魔になるものは床に置かない。

 

 

夜家族が寝ている間やお留守番の時は

円形のサークルに入れてあげるといいらしい。

 

危なくないし、同じ場所をぐるぐる歩くだけでも、本人は充分なんだって。

 

入りこんででられないスキマをふさぐ工夫が必要だ。

愛犬と思い出の公園へ

最近は足腰も弱くなって、散歩は一番近い小さな公園まで行って帰るのが精一杯。

 

今日は、自転車カゴにのって病院へ行って、久しぶりに小さい頃に毎日通った大きな公園へ行ってきた。

 

覚えている?

大好きだった公園。

 

小さな小さな頃から何度もお散歩に来た公園。

長女が産まれてからは、3人で何度もお散歩に来た公園。

次女が産まれてからは、なかなかゆっくり来れなかったよね〜。

 

やっと幼稚園に行き始めてから、またママと2人でお散歩できるようになったのに、、、

 

次女が小学生になる頃には、お散歩も行きたくなかったり、すぐ帰りたいって言ったり、、、

 

近くの公園にお散歩コースを変えて、この大きい公園に来ることがなくなっちゃったね。

 

 

小さな子がいつもいっぱいの大きな公園。

「わんわん♪」って、ヨチヨチかけよってくる小さな子にいつも立ち止まって、「なぜていいよ」と背中を差し出してあげる優しいきみ。

 

懐かしいな、、、

16年も一緒にいるんだもの。

思い出がいっぱいだ。

後悔しないように心の準備をする

私がまだ10代の頃。

愛犬とはじめての別れを経験した時。

 

 

愛犬が、老衰で亡くなった時のこと。

「今日が山だと言われたから、今から病院から自宅に連れて帰る。」と聞き、居ても立っても居られず、早退して泣きながら電車に乗って帰った。

 

 

老衰で、ご飯もほとんど食べられず、寝たきりで苦しそうな愛犬に、それでも1分でも1秒でも長く生きて欲しいと願った。

 

 

今ならどうだろうか。

 

 

もう、先が長くないとわかっていたら、、、

痛みや苦しみと戦っている状態になったとしたら、、、

 

 

きっと、今ならこう思う。

もう十分頑張ったよ。

もう楽になっていいよ。

私たちのことは心配しなくていいんだよと。

 

今はまだもうすこし先のことであって欲しい。

 

けれど、心の準備をしておくこと。

後悔しないように今残された時間を過ごすこと。

 

少しずつ、ちゃんと覚悟しておかないといけないと思う。

 

 

もしその時が来たら、、、、

家族みんなでちゃんとお別れをして、

みんなに見守られながら、

安心して安らかに眠らせてあげたいなと思う。

 

この記事を書きながら泣いているようじゃ、まだまだ修行が足りんな、、、。

  

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KAKA
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