



老犬とのお散歩は超スローペース
わたしの相棒ワンコは15歳の老犬です。
長女も次女も、赤ちゃんの頃から優しいお兄ちゃんワンコに見守られて育ってきました。
私のいににちの家事が終わって、ゆっくり一息つくまで甘えるのを我慢して待っていてくれる。
私が落ち込んだり、悲しんでいる時は、いつもそっと側にきてふわふわの体で癒してくれる。
そんな、優しくて気の利く彼ももう15歳。
人間ならもう80歳も超えているお爺さん。
後脚が弱ってきたかも??と気がついてから、想像もしなかったスピードで衰えていく毎日に、今までまだまだ先だと思っていたお別れを意識しざるを得なくなってきています。
いま彼にしてあげられること
今年に入ってから、何度かお別れを覚悟する出来事がありました。
初めての痙攣。
いままでなかったトイレの失敗。(間に合わない、、、)
小さな段差で転んだり、歩いているだけでバランスを崩したり。
大好きなお風呂もとても辛そうになって、、、。
負担を少しでも軽くしようと、家でササッとシャンプーするようにしていた数か月。
やっぱりプロに任せる方が上手かな?と、久々に連れて行ったペットサロンで、
『もう、うちでシャンプーするのは正直こわいです。病院に併設されているサロンに行ってもらった方が安心だと思います。何かあったときにうちでは対処できないので、、、。』
と次回からのお断りをされました。
正直、とてもショックでした。
客観的に、プロの目からみても危ないと不安に思うくらい彼は年老いているんだな、、、と。
帰ってから、涙をこらえながら今できることを考えました。
老犬ブログや老犬のお世話について書かれたサイトをいろいろ読んでいるうちに、脚腰の弱りはマッサージで改善できるという記事を何件か見つけて、さっそく始ることに。
改善は難しくても、今の状態から悪くなるスピードを遅くできるかもしれないとおもったから。
それと、毎日マッサージの時間を意識してつくることで、彼と一対一での触れ合う時間ももっと増やしていきたいなと。
正直、子供達の成長につれ以前のようなワンコ中心の生活は難しくなり、ひとりお留守番する時間も増えてしまっている。
散歩もおもちゃで遊ぼうって誘ってくることも、この1年でほとんど無くなってしまっている。
彼と2人きりの時間が減ってしまっていること、後から後悔はしたくない。
今できること、なにか始めたいなと。
老犬にマッサージの効果はある!
まだ始めて1週間ほどのマッサージ。
ブログで紹介されているものをいくつか読んで、尻尾の付け根と後脚を重点的に。
でも、それ以上の専門的なことではなく、触れ合うことが目的で、あとは長い付き合いだから気持ちいい力加減や気持ちいい場所は自然とわかる。
なんと、嘘みたいな話だけど足腰がしっかりしてきている。
越えるのを躊躇していたベランダへの窓枠も、飛び越えなくてもまたいで通るようになって、散歩を喜ぶようになってきている。
まだまだわずかだけれど、効果を実感できている。
お散歩はスローペースで
今の彼とのお散歩は、とってもゆっくり歩くので、この時期は公園で四つ葉のクローバーを探すのがわたしの楽しみになっている。
そのくらい、スローペースでしか歩けない。
四つ葉のクローバーに願いを
四つ葉を探すのは、ほぼ日課というほど。
見つからない日もあれば、たまに見つける日もある。
散歩に行った数日前、あっちをみてもこっちをみても、四つ葉、四つ葉、四つ葉!!!
1日に10本以上の四つ葉のクローバーを見つけた。
うちのワンコさん、長生きできそうだな♡と嬉しくなった。




KAKA