旅の出逢いは一期一会✨
旅行って計画してることよりも、行き当たりばったりの出会いにいつも面白いことがあったりするんだよなぁ〜。
今回、偶然が重なりふと立ち寄った福岡博多の東長寺がとっても素敵なところでした!
真言宗 別格本山 東長寺
東長寺は、弘法大師空海が唐から帰国した806年に建立した日本最古の真言密教寺院です。
その正式名称は南岳山 東長密寺。
唐から持ち帰った『密教』が、東にまで広く伝わるようにと空海が命名したそうですよ。
博多の街なかに五重の塔?!
北九州旅行で、博多駅のすぐ近くに朱色の五重の塔をみつけた。
その美しさに誘われてふらりと立ち寄った東長寺は、真言宗の開祖である弘法大師空海が、唐で密教を学んだのち日本で最初に建立した由緒ある密教寺院だそうだ。
山門をくぐると、ちょうど満開の桜の木。
左右に大きく広がる桜の木はものすごい存在感!なんと樹齢70年を超えるのだとか。
本当に美しい景色が広がっています。(2022年3月末)
木造坐像では日本最大の大仏
ふと看板をみると、9:00〜16時45分までが大仏殿の参拝時間となっています。
その時点で16:30‼︎ヤバい(*_*)
せっかくだから大仏さまも観たい〜。あわてて大仏殿のある2階へ急ぎます!
参拝料は50円。入り口50円を箱に入れ、ロウソク一本と3本のお線香をいただく。(参拝料というより、ロウソク代とお線香代ですね。良心的です)
ロウソクに火をつけて、入り口のロウソク台にさします。
お線香には、自分のロウソクの火をつけるんだって。大仏殿まえの香炉へお線香をさしてから大仏殿へ、、、。
東長寺の大仏は、木造坐像の日本最大といわれる10.8メートル。
かなり大きくてびっくりします。
関西育ちの私の慣れ親しんでる大仏様といえば、東大寺の奈良の大仏。
いや、奈良の大仏もすごいねんけどね!
奈良の大仏さんとは違った感動がありました。
木彫りの大仏は想像を超えた美しさ。
何だろなー。
本当に内側にいる存在を感じるような。
あたたかみを感じるような、、、。
檜の木彫りで、表情もやさしく美しい。
ずーっとここでお顔をみていたいような、そんな幸福感に包まれる、、、そんな感動がありました。
撮影禁止なので、写真は撮れなかったんだけど。ネットから検索してみられる写真と同じとは思えない!!
実物の方が、何倍も素晴らしいのです。
福岡に行く機会があれば、ぜひ立ち寄って、実物の東長寺の大仏を見てくださいね。
きっと感動するはず!
地獄極楽めぐりと「仏の輪」
大仏さまの向かって左に、『地獄極楽めぐり』の入り口がある。
大仏さまの台座の後ろ?なか?へと続く道には、いろんな地獄の絵と地獄の説明が繰り返し流れている。
そのままずっと道を進んでいくと、極楽への道の入り口が、、、。
そこに注意書きというか、張り紙があって。
中は真っ暗なので、左手の手すりを離さぬように、、、と。
それと、右側の壁の腰の高さのどこかに「仏の輪」があります、、、と。
暗闇のなかで「仏の輪」を掴むことができれば極楽に行けるんだとか。
こういうの、娘はめっちゃ怖がるよねー
私前がいい!やっぱり後ろがいい!と大騒ぎ。
怖いから、私と手を繋ぎたいけど、左手は手すり、、、右手は壁の仏の輪を探したい、、、どうすれば?!とプチパニック笑笑
左手は一緒に手すりをもち、電車のようにピッタリくっつきながら入ります。
腰のあたりって、誰の基準??!
と、、、ゆっくり歩きながらちょっと高めから低めまで探しながら歩いたのに、、、ナイ??!
実は、この中は本当の真っ暗闇。
何ひとつうっすらともみえないのです。
目を開けてもほんのわずかな光もない真っ暗闇!
ものすごく貴重な体験でしたよ、、、
目を瞑っても、夜でも、暗いところでも、、、
わずかな光って絶対あるもんね。
こんなに漆黒の闇って生きてると体感できないなぁ、、、
そのくらい初体験の闇です
仏の輪あった?
なかったよな??
焦って、もう一周!
はじめからやり直しー!
二周目は、みんなみつけて握れたんだけど。
なんだか不思議なんだよなぁ?
あんなにくまなく探したのになんで一周目はだれもみつけられなかったんだろうか、、、、?
東長寺に行った際には、ぜひ地獄極楽めぐりを体験してきてくださいね!
真言宗 別格本山 東長寺
092-291-4459
引き寄せてるのか?メッセージに引き寄せられてるのか??
ユーミンの歌じゃないけども「目に映る全てのことはメッセージ」なんじゃないかな?と疑ってみると、毎日メッセージだらけの毎日だと気がつく。
つまり、偶然なんかないんじゃない?と
メッセージに引き寄せられてるのか、わたしの意識していることに引き寄せられたメッセージが来てるのかは謎やけど。
なんでも細かく計画してしまうより、ちょっとあそびというか、計画にアバウトなところを持たせておいたほうが、何かに導かれて面白いものに出会えるんじゃないかなぁと感じてる。
旅行は特にそれがある!
ふと予定外に起きることとか、立ち寄った場所にこそ、楽しみや心に響くものがある。
だから、私たち夫婦の旅行計画はいつも大雑把。
行く県と泊まるホテルを決めたら、必ず訪れたい場所だけをきめておく。
あとは、いくつか気になる場所をピックアップしておくだけで、行き当たりばったりで予定はどんどん上書きされていく。
昔から、旅が終わって一番心に残ってることって、予定してたことより突発的におきた予定外のことのほうが多かったなぁ。
今回も、、、、。
本当は、福岡の糸島で遊んだあとは太宰府天満宮か福岡の涅槃像を見たいねって言ってたんだけど。
思った以上に時間がタイトで、太宰府天満宮と涅槃像はあきらめて。
博多の屋台街にでもゆっくり行こうか!ビールも飲みたいし♪ってレンタカーを早めに返すことにした。
博多のtimesにレンタカーを返却して、ふと隣を見たら五重の塔が見えた。
え??博多のまちのど真ん中に五重の塔???
太宰府天満宮行かれんかったし、五重の塔見ていこうよ!!と飛び込んだのが東長寺だった。
そして、この大仏さまが今回の北九州旅行で私が一番感動した思い出深い場所だった。
もうずいぶん前から、何度も興味をくすぐられる密教とか空海、、、。ちょっとつまむ程度にお勉強してみたりしたけど無宗教で仏教の細かな違いがよくわからん!
でも、なぜか密教が何度もわたしのセンサーに引っかかるのだ!
2021年末は、ふと写経がしたくなり般若心経の写経セットを手に入れた。
般若心経を写経しながら、その意味が気になりはじめた。般若心経を調べてると、また空海とか真言密教へつながっていく。
その時期に、約20年ぶりのバイト同期で友だちになった人が東寺の仏像ファン。
調べてみたら、東寺は真言密教の有名な寺院。なんだか、真言密教に縁があるなぁ、、。
それからもまた空海とか密教のことが気になってたんだけど。
この旅行で、ふと予定変更して飛び込んだ東長寺が空海が唐から帰って最初につくった最古の密教の寺院だなんて、、、なんか空海に呼ばれてる気がするわ。
これだから旅は面白い♪
自分で選んでるようで、実はいつも何かに導かれてるようだ、、、。
以前の旅行でも淡路島の伊弉諾神宮に行ったときも、宮崎の天岩戸に行ったときもそうだったっけ、、、。その時の記事はこちらから!↓
最後まで読んでいただきありがとうございました!
KAKA