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自己探求する主婦の子育てと愛犬介護の記録

真ん中っ子の説明書 中間子は気むずかしい?

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真ん中っ子って、どんな印象?

頑固で、変わり者で、ひねくれ者。

こだわりが強くて、

単独行動も多くて、

周りに合わせたりしない。

世の中にどこか冷めた視点をもっている。

何を考えているかわからない。

自由に自分流で生きている。

なんか、ひとりで生きていけそう、、、。

 

 

どうでしょうか?

当たってますか??

いま、私の思いついた真ん中っ子の特徴と、

世間話や家族の話の中でよく耳にしたことのある、っ真ん中っ子の特徴をあげてみました。

 

 

実は私も、真ん中っ子でした。

 

 

私も、家族からは『頑固で、ひねくれ者で、個性的、何を考えているのかわからない』と思われているはずです。

 

 

私だって、自分自身でそう思ってたんですから、、、。

 

 

真ん中っ子の私が、そんな性格になった理由はなんでしょう?

 

 

その理由に、気づくことなく大人になりました。私はこんな性格なんだと思っていました。

 

 

こんなスタイルを身につけたのには、理由がある。そう気がついたのは子育てをはじめてから。

 

子どもを産んではじめて、親との関係や、姉妹との関係、『育ってきた家庭環境によってつくられた自分』は、本当の自分ではないことに気がつきました。

 

 

 

環境でつくられる真ん中っ子の特徴

親子関係にすごくドライ。

何を考えてるかよくわからない。

ひとりでも大丈夫そうにみえる。

自由に自分のやりたいようにやっているようにみえる。

家を出てっても、ホームシックどころかめったに連絡もしてこない。

(あ、これは私の場合ですがね(-_-;))

 

 

でも本当は、

我が道をゆく自由人の真ん中っ子

なのではなく、

自分でなんとかするしかなかった。

 

 

なるべく親を困らせないように、

親に心配かけないように、

親の手を煩わせないように、

自己流でなんとか頑張った。

 

 

親に怒られている姉(兄)をみて、

姉(兄)のことで泣いている親をみて、

自分はわがまま言えなかった。

 

 

妹(弟)の世話で疲れている姿をみて、

素直に甘えることができなかった。

 

 

それだけのこと。

 

うん。たしかにね、

真ん中っ子ってちょっとひねくれているとこがあると自覚してて。

 

斜に構えているというか、

ちょっと世の中に冷めている。

 

でも、それにもちゃんと理由があるんです。

聞いてくれます?

 

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真ん中っ子がひねくれている理由

長男長女が親から期待されるプレッシャーの重さ、、、ってよく話題になるけれど、

 

 

まったく注目されない

とにかく何も特別がない

そんな『真ん中っ子』の大変さってあまり知られていない気がする。

 

 

例えば、

真ん中っ子は生まれた時からこんなものを感じながら育つ。

1番目の子だけが優先される特別も、

末っ子だけが許される特別も、

真ん中っ子にはない。

親が感動するはじめても、

子育て最後の感慨も、

真ん中っ子にはない。

まっさらの洋服も、

ピカピカの自転車も、

アルバムいっぱいの写真も

真ん中っ子だけにはない。

はじめてわが子を腕に抱くときの感動も、

これが最後かなと感じながら小さな手を握る愛おしさも、

親と2人きりの時間も、

真ん中っ子にはない。

 

でもね、

それでひねちゃってるわけじゃないと思うんです。

 

本当に、こどもって優しくて、

お母さんが大好きで。

 

お母さんを喜ばせたくて、

お母さんを困らせたくなくて、

お母さんの手を煩わせたくなくて、

お母さんの疲れている姿も

お母さんの困っている姿も

お母さんの怒ってる姿も

お母さんの泣いてる姿も見たくなくて

 

優しさと思いやりで

自分の気持ちと言葉を飲み込んできた。

、、、はずだったんだけど。

 

 

小さい頃からそんなふうに

繰り返していたから。

 

我慢してることさえ忘れるくらい

長い間そうしてきたから。

 

なんでそうしてきたのか

自分の本当の気持ちなんて

自分でも忘れてしまってた。

 

 

我慢することに慣れすぎて、

その理由も、自分がまんしてるってこともすっかり忘れてしまったんだけど。

 

 

無意識のどこかに、

抑え込んだ我慢と、苦しさと、苛立ちが少しづつ静かに積もっていった気がする。

 

 

何に対してかわからないけれど、

漠然と感じる不平感。

報われないような無力感。

理解されないという不満感。

 

そんなものが常に心の底にある。

そんな感じ、、、。

 

冷めた表情にかくした本当の素顔

自分がそのことを知って、

自分でなんとか乗り越えて。

 

 

それから、身の回りの『真ん中っ子』の見え方が変わった。

 

 

娘の同級生にも真ん中っ子がたくさんいて。

 

みんな、しっかりしているし、

とにかく物分りがいい。

 

あまり、固執せずにあっさり

譲ることが多い。

 

グズグズと駄々こねもしない。

 

どこか諦めてるような、

冷めたかんじがある。

 

譲ったことも、

諦めたことも、

優しさも、

アピールしない。

押し付けない。

 

 

自分で決めたからそうしてる。って感じ。

もしかしたら、自分でそう思わないとやってらんないのかも、、、ね。

 

ただ、おとなしいいい子という感じではなくて、幼稚園や学校では主張することもあるし、やんちゃな一面もあったりする。

 

そうやって、自分の居場所を作ってる。

 

 

お母さんは、

やりやすい子と思ってたり、

ほっといても大丈夫と思ってたり、

甘えてこなくて、なに考えてるか分からんって思ってたり、、、。

 

 

真ん中っ子を、
冷めてる子なんだと思ってる。

 

ほんとは、誰よりも優しくてアツい奴。

それが真ん中っ子の本当の素顔。

 

真ん中っ子の癇癪があふれる理由

たまに、真ん中っ子の我慢があふれて不機嫌になったり癇癪っぽいのが出ちゃうときがある。

 

普段は物わかりがいい子だから
なんで今日はこんなに困らせるの!?

ってお母さんはイライラするみたい。

 

 

だいたい、ほんのちっぽけな理由が

癇癪の引き金だったりする。

 

だからこれっぽっちのことでグズグズ言わないで!って思うみたい。

 

ふだんはあんまりグズグズ言わないもんね。

 

でも、その癇癪の理由は、

実はこれっぽっちじゃないんで!

 

 

普段からいっぱいいっぱい、積もり積もるくらいたくさんの我慢してるんで!!

 

 

いつも我慢してる子が

やっとのことで言ってみた小さなこと。

 

それすら満たしてもらえない絶望!!!

って感じなのです。

(大げさ??)

 

 

ふだんは抑えてるぶんだけね。

やっとお願いした少しのことを受け入れてもらえなかった時の絶望感半端ないですよ。

 

 

なんでも頼みごとする兄姉とか、

いつもわがまま言っても許される弟妹とか、

そんな中で、いつも我慢してる自分はこれっぽっちのたまにの我儘も聞いてもらえないのかよー!!って。

 

それが理由だよ。

 

真ん中っ子からのお願い

お母さんにとっては、いつもはこんなことでグズグズ言わんのに、今日はなんで困らせるのよ!って感じていると思うんだけど。

 

たまにしか言わない真ん中っ子だから。

そんな時は特別に、わがまま聞いてほしいのです。

 

それでなくても、

勝手にいっぱいがまんして抑え込んでるそんな子が多いので。

 

たまーに、小さな我儘とか、

いつも言わないようなちっちゃなお願いした時。

 

その時だけでいいから、

兄弟姉妹よりも優先して、

真ん中っ子のお願いを叶えてあげてね。

 

KAKA

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