でこぼこーど

自己探求する主婦の子育てと愛犬介護の記録

子育ての秘策は『待つ』こと!グッとこらえて手伝わずに『見守る』

子育てでストレスがたまることって、どんなことですか?

 

身の周りのお世話をすることや
手伝ってやってあげること

よりも!

実はこんな時だったりするんじゃないかなぁ?

 

 

靴紐が結べなく癇癪をおこしてる時!

 

ボタンがなかなかはめられないけど
自分でやりたい!と主張する時!

 

もう時間がないのに、何度も同じことを繰り返しやりたがる時!!

 

 

イライラ💢

お母さんがやっちゃった方が早いし楽なんだけどなぁ、、、

 

 

そんな時にただ見守ることの方が、ずっと難しくてストレスがたまると思うのですが、、、皆さんはどうでしょうか??

 

 

歳の差の姉妹の子育てをして見えてきたことは、その『待つ』時間こそが子どもを成長させるための最大の秘策かも知れないなぁ、、、って事でした。

 

そんな『待つ』『見守る』ことの大切さのお話です。

子育てでむずかしい見守ることの大切さ

魚を与えるよりも魚の釣り方を教える

以前、立石美津子さんの子育て講演会に行った時に、すごく心に残った言葉がありました。

 

それは、『魚を与えるな。釣り方を教えよ。』という言葉。

 

 

この言葉は中国の古い諺だという説や、ユダヤ人の格言だという説があって、正確にいつ誰が言った言葉かはわかってないんだけど。

 

 

その意味は、、、

飢えている人に1匹の魚を与えることは、

飢えている人に魚の釣り方を教えることには及ばないということ。

 


飢えた人に魚を与えれば、その一日は生きながらえることができるけれど、魚の釣り方を知らないままならやがては飢えて死ぬだろう。

 

今すぐ食べられる魚を与えることより、自分で魚を取る方法を教えるほうがずっと大切なことだという教えなんだけど。

 

 

子育てでも同じですよ〜って言われてハッとした。

 

 

私の子育て失敗談!やっちまった〜

自分のひとり目の子育てを振り返ってみると、、、。

 

 

やってた!やってた!

せっせと魚をあげてた(^^;;

耳が痛いわぁ、、、。

 

 

 

ひとり目の子育てを振り返ると
わたしは気が利きすぎる
めっちゃ過保護なお母さんでした!

 

 

私は、もともと周りの人がしてほしいと望んでいることを察してしまう敏感な気質ってのもあって、子育てでも至れり尽くせりで、先回りして察してしまうことが多かったなぁ、、、と反省。

 

 

 

赤ちゃんが泣くと

お腹が空いたかな?

オムツが気持ち悪い?

ちょっとお布団暑かったかな?

なんて。

 

赤ちゃんの頃はそれでよかったんだけどね、、、、。

 

その調子でずっと子育てしてたもんだから、指差しするだけで、「あ、この絵本読んでほしいよね。読もうね、、、」

 

 

ごはんを食べてる時に、お茶のほうをチラリと見るだけで「お茶飲みたいね。ハイどうぞ、、、」

 

 

遊んでるときも、不快な表情だけで、「こっちのおもちゃのほうが良かったよね。ごめんごめん、、、」

 

なーんて、、、ずっとこの調子じゃ、言葉で自分の欲求を伝える必要がないから、一生懸命伝えようと努力する必要なくなっちゃいますよね〜。

 

 

まぁ、これ全部わたしの実話やけど。

 

たしかに、長女は最初の発語が早かった割に、2語3語とちゃんと会話になるのはちょっと遅くて心配したもん。

ことばを覚えなくても、なんとか自分の思い通りになっちゃうからだったのかもなぁ。なんか納得、、、。

 

 

 

本当は、絵本を読んでほしいってわかってても、お茶飲みたいって目線で気付いても、自分で伝えるまでちょっとだけ待ってあげればよかったんだな。

 

 

「どうしたの?」と、自分で伝えられるように促してあげればよかったな。

 

 

 

成長とともに、親が先回りしないで待ってあげる心の余裕が必要になってくるのかな、、、と感じます。

 

『待つ』ことで子供がグッと成長する

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ。」という言葉を知ってから、同じ物事が、全く違うものに見えてくるようになった。

 

 

今まで、子どもをちゃんと見ている気の利くお母さんと思っていた周りのお母さんの行動が、釣竿を子供から取り上げて、代わりに子供の魚を釣っちゃうでしゃばり母さんにしか見えなくなった笑笑

 

 

たとえば、、、

必要なものを前もってぜーんぶ準備しておくお母さん。

 

 

親がやった方が早いからと、子供が遊んでいるうちにサササと片ずけちゃうお母さん。

 

 

こんなふうにやったら簡単だよ!なんて、工作も教えたりかわりにやってあげちゃうお母さん。

 

 

一生懸命考えてるときに、先に答えを教えちゃうお母さん。(それ言っちゃダメ!!)

 

 

あ!あと、みかんもぶどうも、全部皮をむいて種をとって食べやすくしてあげるお母さん!!、、、←これは、わたしやな笑笑

今思えば、気が利きすぎる母親だったわ!!

 

 

我が子のお世話をすることって、親にとってはそんなに苦でもなくて。

 

特に小さな頃なんて可愛くて可愛くて、自分にできることならなんだってやってあげたい。

 

それに、なんだって親がやってあげるほうが簡単で、楽なんだよね。

 

 

でも、それは子供達のためになっているのか?と問われると、やっぱり違う。

 

 

 

お腹を空かせている子に、魚を与えて、お腹を満たしてやることは親として必要なこと。

だけど、ある程度の年齢になったら、魚の釣り方も教えてあげる必要がある。

 

 

大人になってもずっとずっと、親が魚を釣って与えてやるわけにはいかないんだもんね。

自分で魚を釣ることができないまま大人になると、いつも周りから魚を与えてもらうのを待つだけの、お腹を空かせているだけの人生を歩まなければならなくなる。

 

いつも時間に追い立てられてる親には、待つのが永遠のように長く感じるときもあるし、子供が困ってる姿を見るより、助けてあげるほうが楽なときもあるけど、、、。

 

そこはグッと我慢!!!

 

失敗しても大丈夫と、振り返ればいつもそこにある受け皿になってあげれればいいなぁと思う。

 

 

成長とともに、親が先回りしないで本人にやらせてあげる余裕をもつことが必要なのかもしれないな。

 

 

子供の成長のために、あえて【気が利かないお母さん】になるということかなと。

 

 

気が利く優しくて良いお母さんになりすぎて、子どもの経験や成長を奪ってしまうことがないように、たまには気の利かないお母さんになりきって、手抜きしたり、放っておく、任せる、ことができるようになれるといいかもしれないですね。

 

知らん顔して遠くから見守ってあげる、、、

そんな親の役目もあるのかも。

 

 

見守って「待つ」ことの効果

本当は待つことの方がむずかしい。

 

ヤキモキして見守るより、大人がやっちゃった方が楽だもん。

 

 

一部のお母さんたちから、厳しすぎると裏で文句を言われている幼稚園の先生がいました。

 

その先生は「優しくなんでもやってあげる、、、」ってタイプの先生じゃなくて。

 

 

でも、自分でできるようになることや自分で言えるようになること、を大切にしてくれている先生でした。懇談なんかで話すと、本当によくみてて、子供たちのことよく知ってるんですよね。

 

 

困ってて、助けてほしいな〜と思っている様子に気がついても、こどもたちが自分から「助けて!」って言いやすい状況を作りながら、声をかけずに少し待ってくれる。そんな先生でした。

 

(怒られるような)いたずらを、誰がやったかちゃんと知ってて、自分で言ってくるまで待ってくれるような。

 

そして、自分で一歩を出したときには、見逃さずにちゃんと『できたね!頑張ったね!』と言ってくれる先生でした。

  

 

この先生の凄さは、実はちゃんと見てるってこと。

 

放っておくのとは全然違ってて、ちゃんと見てるから、勇気を出したタイミングでちゃんと声をかけて認めてくれる。

 

いつもちゃんと見守っているけど、手や口を出さずにいること。実は、見守ることの方がずっとむずかしいんですよね。

 

 

子育てしてきて思うことは、

経験から知っている近道を教えてしまうことは簡単だってこと。

 

子供の困っている姿を見るより助けてあげた方が、親の心が落ち着きます。

 

 

だけど、そこで手を出さず口を出さず、アドバイスを求められたらヒントを与えつつ、自分の力で解決できるようにそっと見守ることの方が、きっと何倍も難しい。

むずかしいけど、それはきっと子供達の自信と力になっていくと実感しています。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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KAKA

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