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自己探求する主婦の子育てと愛犬介護の記録

実家に帰らないのは親不孝?お正月の帰省をやめてみてわかったこと

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自分の気持ちを優先することと罪悪感と

今年のお正月は、私の実家へ帰省しませんでした。

結婚して十数年間で初めてです。

 

理由は、実にシンプル。

本当は、行きたくないと思っていたから。

義務だと感じながら続けていたから。

義務感で無理して続けることの意味が自分で分からなくなったから。

 

 

2019年は、私にとって自分の気持ちにウソをつくのが苦しい一年間でした。 

ほかにも、やめたいけどやめられないこと、、、

本当はやりたくないと思ってること、、、

義務感で続けていること、、、

ぜんぶ辞めちゃいたい!

そんな気持ちがどんどん高まった2019年。

 

 

年末、いつも恒例の帰省をやめると決断する時、

正確には、親に正月に帰省しないと伝えるとき、

めっちゃめちゃ苦しかった!!!

 

こんなに苦しいくらいなら一日ぐらい我慢して実家に顔を出すほうが楽かも、、、と思うくらい。(私の実家までは片道二時間くらいの日帰りできる距離なのです。)

 

何とも言えない罪悪感

何とも言えない背徳感。

 

なんで、『 実家にお正月の挨拶に行かない 』ことが、

人として非人道的なことをしているような気持になるのかなぁ、、、。

自分でもわからなくて不思議でした。

 

正月の帰省は義務なのか?それとも、、、

つい数年前までは、それ(実家に新年のあいさつに行くこと)があたりまえと疑いもしなかった。

私の気持ちなんて関係なくて、、、、

ただ、

新年のあいさつに行くことが当然のこと。

そう思っていた。

 

 

そのことに疑問を感じた昨年末。

思い切って、今年は受験で年末年始も塾があって(嘘やけど。)、帰省できないと伝えました。

そんなウソの理由でもないと、断れないくらいに罪悪感を感じていたわけです。

何の理由もないけど行きたくない」というより、「理由があっていけない。」のほうが、親も受け入れやすいんじゃないかな~とウソを言いました。

 

このときは、親の気持ちを気遣ってウソを言ったつもりだったけど、今思い返せば、親のための嘘ではなくて、少しでも自分の罪悪感を軽くしたいためのウソだったなぁ、、、とわかります。

 

 

 とにかく罪悪感が半端なくて、、、
行かないと決めた後も、
行かないと伝えた後も、
本当にこれでよかったのか?と、何度も自問していたように思います。

 

 

旦那には、そんなに罪悪感感じるなら行けば?と笑われるくらい、決めた後も罪悪感にさいなまれる日々。
(;´・ω・)自分でも不思議でした。

 

 

いや、もう、、、
本当に不思議だったんです。
本当に疑問だったんです。
本当に理解できなかったんです。

義務じゃないなら、どうして世のほとんどの人が帰省するか?

貴重なお正月休みをつぶして、
安くはない交通費をかけて、
渋滞と人混みにのまれて、
そこまでして毎年のように帰省する理由は何???

 

私だったら、本当はその貴重な時間とお金を、家族で旅行したり楽しんだりすることに使いたい。

 

みんなは違うの?
もしかして、、、、
みんな実家に帰るのが楽しくて、
自分が実家に帰りたくて、
自分が望んで帰ってるのかも???

 

本当にわからなくて、旦那や近しい何でも話せる友達に質問したくらいです。
「世の中の人は、なんで帰省すると思う?義務やから?それとも帰りたいから帰ってるの?」と。

 

そしたら、意外にも、自分の実家に行きたくない人がいないことにびっくりでした。
「考えたこともなかったけど、、、そういうもんじゃない?」
「自分の実家は落ち着くし楽♪」
「子供が喜ぶし、親孝行にもなるし」
意外にも、イヤイヤ行ってるわけではなさそう。

 

行きたくないのは私だけ?
そんなら行かなくてもいいかな?
皆行きたいから行ってる、、、だけよね?
そんな気持ちですごした今年のお正月。

 

 

正月帰省をやめてみてはじめて気づいたこと

帰省やめてみたら気が付いたこと。

 

親を悪者にしてた自分
・・・・でした。

 

本当は行きたくないなら行かなければいい。
それだけのことでした。

 

罪悪感とか、
義務感とか言いながら、
親の犠牲になっているつもりで、
親を悪者にしているのは私のほうだったかも、、、、という気持ちがでてきました。

 

私は、自分が悪者になるのが嫌だっただけ。

実家に新年のあいさつにも来ないような、
薄情で、ひどい娘になる覚悟がなかっただけ。
常識的で、
良い娘で、
正しい人でいたかっただけかもな~。っと。
自分を別の視点から客観的に見ることができるようになりました。

 

 

あの罪悪感は
自分が正しくありたいことから来ていた。
やさしさとすり替えて勘違いしていたかも。

 

自分が正しい人でいるために、
親を悪者にして、
自分を被害者にして。

 

親を責めて、
勝手に苦しんで。

 

嫌なら、やめればいい。
それだけのシンプルなことだった。
人のせいにせず、
自分自身が悪者になって、

自由にやりたいようにすればいいやんか♪♪♪

 

それが自分の人生に責任を持つということ。

 

それがわかったらめっちゃ心が軽くなりました!

ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

 

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