この題名が気になって読んでくれている人の中には、未婚のひとも、既婚のひとも、離婚したひとも、まだ未成年ひともいろいろだと思いますが、、、
結婚願望はあります(ました)か?
女性は結婚願望がある。
男性は結婚から逃げたがる。
と、世間一般では語られることが多いですが、もちろん例外はあると思います。
私は女性だけど結婚願望ゼロでした。
結婚するのが怖かったと言ってもいいかもしれません。
一生を決めてしまうことも、子供を持つということも、私にはとてつもなく大きな責任を感じるものでした。
私の中での結婚のイメージは、
束縛・忍耐・奉仕・自己犠牲・主従関係・苦行、、、、。
結婚したいと望むような幸せなイメージも憧れもありませんでした。
それは多分、わたしの周りには結婚して幸せそうに見える大人はいなかったから、、、。
結婚=墓場くらいのイメージでした。
結婚のプレッシャーから逃げたかった独身時代
私は一生結婚を決意することはできないと思っていました。
付き合っている彼氏に不満はなくても、
彼のことを好きだと思っていても、
結婚の話を出されると途端に逃げ出したい気持ちになって気持ちが引いてしまうのです。
どれだけ待ってくれれば結婚に前向きになれるということが自分自身にも解らず、待たせていることがプレッシャーとなり別れたくなってしまうのです。
そうやって結婚から逃げていました。
みんな結婚に迷いはなかったの??
友達の結婚式に出席するたびにいつも疑問に思っていました。
本当に迷いはなかったのか?
この人で間違いないと思えたのか?
一生をかけて愛せる自信があったのか、、、。
それとも、誰でも不安や迷いを抱えつつ、どこかで諦めて決断するものなのか?
私には結婚を決意する時の気持ちがどんなものなのか、本当に想像できなかったのです。
実際は、そんな失礼な質問は誰にもできませんでしたが、、、。
結婚の制度に意味はあるのか?
先に書いておきますが、結婚制度に意味はあると今は思っています。
結婚して、家族と暮らす毎日がとても大切でかけがえのない宝物になったからです。
若い頃は、今のような家族関係は想像もできないものでした。
お父さんは威張っていて怖いものだと思っていたし、
夫婦が対等な関係でいることなど想像できなかったし、
親子関係だって、主従関係とは違う形があるとは思わなかったし。
結婚しなくても一緒にいたければずっと一緒にいればいい。
どちらかの気持ちが離れたらそこで関係が終わるべきと思っていたのです。
結婚という制度で気持ちが離れてまで縛られる契約の意味はなんなんだろう?と。
本当にそう思っていました。
今はまったく違う考えですが。
むかしは、子供が欲しいと思ってもいなかった私には、結婚することの意味がわからなかったのです。
そんな私が結婚を決めたとき
そこまで結婚に拒否反応があったわたしもこうして結婚して2人の子供をもち、幸せに結婚生活をおくれています。
私が結婚を決意したタイミングは、ほんとうにばかばかしいほど意外な理由でした。
そして、迷いは1ミリもありませんでした。
私は今の旦那さまと出会って、付き合い始めてから結婚まで7年間もいっしょにいました。
それだけ長い間一緒にいられた理由は、旦那さまにも結婚願望が全くなかったから。
それまで、彼女から結婚を迫られるたびに逃げ出してきた旦那さまと私は、結婚のことを考えずただ自然に長く一緒の時間をすごすことができました。
そのおかげで、結婚を決める頃には『たぶんこれからも一生コイツが隣にいるな、、、』とお互いが思うようになっていて。
それなら、結婚しない理由もないか、、、という感じで自然と結婚することになりました。
一番驚いたのは周りの人達だと思います。
まさかこのふたりが結婚するとは、、、と思われていたはず。
私達には、変な人同士の変な理屈が『同じだね〜っ』て思えるまでそれだけの時間が必要だったのかもしれません。
結婚に興味があるわけではない2人ですので、結婚式も婚約指輪も新婚旅行もないそんな結婚でした。親とも周りとも違う、自分たちスタイルの結婚で自分たちなりの幸せをみつけています。
KAKA