排除した感情にいる私を救出する
今日は「排除した感情にいる私を救出する」方法の続き、、、。
前回のブログでは、心のなかに閉じ込めている『影=シャドウ』のことについてユング心理学をつかって紹介しました。
→閉じ込めた感情。排除した自分が心の扉をたたくとき、、、 - でこぼこーど
今日はその続きを、、、
心を解放するためにまず必要なことは、
①心と向き合う意志と覚悟でした。
その覚悟ができたらつぎは、
②自分のなかにある『影=シャドウ』の存在を知ること。
まずは、影の存在に気がつくことが第一歩なんだけど、、、。
『影=シャドウ』って
いったいどこに隠れているんだ?
心に閉じ込めている『影』に気づかないまま、もうかれこれ何十年も生きてきたわけだけど、、、。
そもそも自分のなかにあるものなのに
なんで気がつかないんだろ?
それは、自分では意識することのできない無意識の領域に閉じ込めて、鍵をかけてあるから。(いったい誰がそんなことを、、、!?)
しかも、、、
このシャドウを閉じ込めた心の扉の鍵ってのがくせ者で、開けるにはちょっとしたコツがある、、、というか、罠が仕掛けられてて。
パラドックスのような仕組みになっている、、、というのがわたしの見解。
そこで、、、
どうやって自分の無意識のなかにある『影』をみつけるか?
どうやって、その扉を開けるか?
ということを、私の経験から気づいたことを書いてみたいと思います。

内側ちゃんと外側さん
ふたつの感情のパラドックス
排除した自分の一部=『シャドウ』を閉じ込めている場所は?
無意識の心の扉にはどうやってたどり着けばいい?
心は感情という名の
羅針盤を持っている。
心は、全てを知っている。
本当に自分が求めているものも。
本当の自分の姿も。
だから、心が喜ぶときは自分の幸せのほうへ進んでいるし、心が不快なときは自分が無意識に抱えている影を見せてくれている。
つまり、
不快な感情を感じるときは、閉じこめた自分の『影』と同じものに触れたことを教えてくれている。
自分の影と同じものに触れると、心の内側が反応する、、、。
閉じ込められて排除した自分がふと目を覚まして助けて!ここから出して!!と
内側から心の扉をドンドンドンと叩く。
感情があふれるような悲しみ
爆発するような怒り
苦しさや恐怖や不安、、、
そんな不快な止められない感情の波になって
ここにいるよ!と場所を知らせようとしている。
感情が自分の味方なら、
簡単に解決できるはず、、、?
なのに、これが簡単にはいかない理由は、
感情のパラドックス
※、、、って命名したのは私で、、、
(*´з`)心理学用語ではないのであしからず~
ココだょ〜!と、私たちを導いてくれる「内側」ちゃん。
やっと辿り着いたと思ったら、邪魔して扉を隠しちゃう「外側」さん。
私:あれ?
内側ちゃんを見ませんでしたか?
確か、ここに扉があったはず、、、
外側さん:「内側ちゃん」??誰ですかそれ??夢でも見てたんじゃぁないですか?
なんて、、、「外側さん」に、うまく煙に巻かれてしまう。
そうすると、みつけたはずの扉も「内側ちゃん」も見失って、ふと我にかえる、、、。
はて?
なんだか不快な感情だけが残っている。
怖すぎる、、、
それは、心がちぎれて分離している証拠。
無意識のなかに閉じ込められた心(内側ちゃん)は開けて!!と訴えている『影』のわたし。
VS
その影を外に出したくないと、邪魔をしてくる表層意識の心(外側さん)は、もう一人の私だ。
そうそう。
内側ちゃんを閉じ込めて、鍵をかけちゃったのは外側さんだったのね。
おそろしい奴だ。
認めたくはないけど
どっちも私の感情か〜。
これは困ったなぁ、、、
感情がそこまで案内してくれたはずなのに、その扉を開けようとすると、別の感情が現れて、じゃまをして扉を隠してしまう。
そんなややこしいジレンマが自分のなかで巻き起こっている。
どっちも私の感情?
これじゃまるで謎なぞだ!
いったいどうすりゃ
いいのよっ(;´・ω・)
それがどうやら、
簡単なコツがあるようなんです、、、。
この続きは次回に、、、。
KAKA