あと10日ほどで娘の受験生活が終わります。
中3の冬ギリギリで塾に通い始めた娘ですが、3ヶ月間本当によくがんばりました。
2ヶ月半で偏差値を10 もアップさせて、絶対無理と言われて鼻で笑われた偏差値68の志望校を無事に受験するまでの話を書こうと思います。
2ヶ月半でE判定からB判定へ偏差値10アップさせたもの
今日は、中三の冬から2か月半で偏差値を10アップさせて、模試の志望校判定をE判定からB判定までにした長女の体験談をお話しします。
来年の受験生や、まだまだ先に受験する、受験生の誰かにむけて伝えたいことです。
このブログを読んで、
中三の冬からでもあきらめない!
いつからスタートしても遅すぎることはない!
そんなメッセージを受け取ってくれる人がいるといいなという願いをこめて。
というのも、
中三の冬からでも、本気で頑張ればなんとかなるんじゃない?
一生のうちの3か月限定なら、頑張れるんじゃない?
3か月の努力で、その後の自分が大きく変わるかもしれない。
試してみる価値あるんじゃない?
そう思ったきっかけも、ある人の体験談を書いたブログ記事だったからでした。
そのブログでは、中三の秋に偏差値48だった弟が、偏差値60の高校に逆転合格した実話が書かれていました。その元のブログ記事のリンクも貼っておきますね。
どうでしょうか?
「そんなん無理に決まってるやんっ」て、思いましたか?
私は、そのブログ記事をみて、
『確かに2・3か月本気でやったらいけるよなぁ。』と思ってしまったのです。
で、これ、本気でやったらできそうじゃない?と娘にみせてみました。
娘の反応は、私と同じ『いけるなぁ。』でした。
1年も半年もあるなら無理やけど、一生のうちの3か月やったらできるわ。と。
そして、中三の冬12月から塾をさがし、そこから2か月半であれよあれよという間に偏差値を10あげました。
その一番の理由が
実現できると信じた心
だったと思うのです。
そう。
引き寄せの法則ですよね。
私も、娘も、無理だろうとは少しも思わなかったんです。
これやったらできるんちゃう?やってみよ!と、その時点でできると疑いもなく信じていました。
担任から無理だと言われ続けた志望校
公立高校の先生ってそういうもんなのかも、、、安全圏を受けさせたい?
受験生の心が、ぺっしゃんこになるほど、無理とダメと、今更頑張ってももう遅いといわれつづけた娘。
大阪の私立高校入試は、11月の校内実力テストの点数で中学校から志望校へ事前相談がおこなわれて、その時点で決まってしまうんだってね。
そういう意味では正直たしかに遅いのかも、、、
結局、希望の私立高校を併願受験することを認めてもらえず、志望校を変更することになった娘。
だけど公立高校が娘本人の第一志望校だったので、『公立高校で合格すればいいねんから!絶対に公立に受かる!』とまたもや心に火をつけて、自分を信じたのでした。
前回、大阪府の公立受験についての記事で詳しく書きましたが、大阪府でC問題採用の高校を受験するなら、塾が必須だと中3の冬に知りました。
中学校の授業では、C問題に出題されるレベルは教えてもくれないのです!
『ちゃんと真面目に授業を受けて、教科書の範囲を復習しておけば解ける』という時代は終わっていました。
そして、公立高校では積極的に情報を教えてくれるわけでも、こまめに懇談してくれるわけでもないので、情報収集が明暗をわけると言っても言い過ぎじゃないかも、、、。
そうして、娘の塾と勉強中心の中三の冬がはじまりました。
中3冬からの塾選び
この地域は、かなりの塾激戦区で、たくさん塾がありすぎ!!
正直、何を基準に塾を選べばいいのか悩みました。
娘の希望は、
- 個別指導であること
- 自習室があること
- 英語・数学を徹底的にやりたい
確かに、ここでも一番の難関校合格率を誇る馬〇塾に通っている生徒が多い。
でも、今まで頑張ってきている人たちの中に入ってもきっと追いつけない。
クラス単位の授業を受けるより
苦手を効率よく克服したい!
個別指導なら、自習で進めながら苦手なところだけを効率的に克服できる!
正直、個別のほうが高いけど、今まで塾代もかからず来たんだから受験が終わるまでは塾代のことは気にせんでいいよ!と、金額は無視で選びました。
だって、、、
いくら安くても指導力がない先生だったら
個別指導でも意味ないもんね。
実は、、、効率よく短時間で複数教科見てもらおうと、割と安めな家庭教師の体験に申し込んでひどい目にあった経験があるんです^^;
無料体験に来た講師の方の出身校は申し分ない有名大学でしたが、、、、。
20分ほど勉強をみてもらったのですが、ぜんぜんまともに教えられなかったのです。
娘が自分で解いていたテキストの中で、答えを見ても解き方の構造がわからなかった数学の発展問題を説明してほしいと見せたら、20分間その問題を説明しながらこねくり回した結果、出た答えがまちがってるってゆー。。。(;´・ω・)
当たり障りなく対応していた娘でしたが、見送った瞬間に「ない!」と一言でした。
いや笑えへん!!
私の無駄にした時間返してほしいわー。。。とか言いながら自室に帰っていきました。
個別指導とはいえ、大学名ではなく、ちゃんと教えられる講師でないと意味ないと身に染みしみたのです。
中3冬から数学と理科でお世話になった
個別指導塾では、担当してくれた先生が
現役の国立大生!!かっこええ〜
校内テストの発展問題でもスラーリと
初見で解きながら解説してくれたり♪
効率良いコツとか時間配分とかいっぱい教えてもらえて、価格以上だったなと思います。
数学が得意でも苦手でもなかった娘が
受験前には数学偏差値74とかになっててほんとびっくり、、、
英語の個人塾では、
基礎文法が壊滅的だったむすめに
つきっきりでc問題長文読解の特訓をしてくれました。
英語は統一模試の偏差値の変化はそんなに変わらなかったけど、長文読解力とスピードが驚異的にあがって、塾行く前にはほとんど白紙回答だった過去問が合格圏になるほどに!
それ以外はほぼ自習室で自習でテキストを進めてわからない問題を抽出しておき、塾の時間を効率よく使っていたのが良かったのかも、、、。
あとは、タイムキーパー機能のあるタイマーを使って、徹底的にテストの時間配分感覚をつかむ練習をしていたみたい。
肯定的な言葉をくれる環境の大切さ
やっぱり、直接、塾の先生と面談をして話してみると、子供たちへの向き合い方がよくみえますよね。
学校の先生もそうだけど、ビビらせたり、焦らせたり威嚇することで勉強させようとする空気の塾もある。
娘の性格もあるかもしれないけど、プラスイメージの言葉や、塾に笑顔や温かい雰囲気があるこがとってとっても大切。
今通っている塾はとっても居心地がよくて
楽しそうにウキウキ自習室に通っていくんです。
いつも温かく「頑張ってるね~」と笑顔で声掛けしてくれる先生の存在。
とてもアットホームな雰囲気で、その先生の話し方や笑顔が、11月に他界したおじいちゃんのような安心感があるみたいなんです。
(年齢は、ずっとずっと先生のほうが若いのですが、雰囲気が驚くほど似ているんです!!)
最初の面談で、志望校を伝えたときも、現実的には難しいような模試の結果を見て、少し苦笑いの表情も見えましたが。
今まで、ほとんど勉強してこなかった分、かなり伸びしろがあるはずです。理解力はあるので、理解するまで説明するとジャンプして伸びるタイプですと伝えた私に、否定せすることなく、一緒に頑張りましょうと言ってくれました。
正直、冬から塾で受験対策を始める人はほとんどいないんです。
みんな中三になるまでに中学校の範囲の勉強を終えて、三年生の初めから時間をかけて受験対策を積み上げています。
ただ、いつ始めても遅すぎることはないですよ。体験授業でも理解力があると感じたので、本人の頑張りを信じましょう!と。
いつも見守って、プラスの言葉かけをしてくれた数学の個別指導塾の先生たち。
私以上に母のように徹底的に勉強に付き合ってくれたマンツーマン英語指導の先生。
そんなあたたかい環境が、最後まで頑張りきるパワーをくれたと思います。
感謝✨
今同じ受験生の皆さん。
受験生を応援している家族の皆さん。
頑張りのゴールもあと少しですね。
結果は誰にも分りませんが、ここまで頑張ったことは必ず人生の宝物になると思います。
世の中は、コロナや休校で大荒れですが。
体調に気をつけて、穏やかに過ごせますように。
合格報告
遅くなりましたが無事合格💮
自分を信じて、偏差値68の高校に逆転合格‼︎
校則の意味って何? 何のために校則ってあるの? 子どもに質問されても大人だって答えられない! - でこぼこーど
KAKA