でこぼこーど

おうち大好き専業主婦の育児と犬とスピリチュアルの日常と時々イラスト♡自分らしさを思い出す人生の旅

【星の王子様】王子さまの星はどこにある?

長いあいだ、世界中で愛されている『星の王子様』について、私から見た星の王子様の世界を書いています。100人100通りの解釈の中のひとつという視点で、お付き合いいただけたら嬉しいです。

☆前回までの投稿はこちらにまとめています☆

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王子さまはどこから来たのだろう?

王子さまは、はじめてぼくの飛行機をみたとき、こう、ぼくにききました。
『それ、なあに?そのしなもの?』
「しなものじゃないよ。これ、飛ぶんだ。飛行機なんだ。ぼくの飛行機なんだ」
ぼくは、鼻を高くしながら、鳥のように飛べる人間だといってやりました。すると、王子さまは、大声をあげていいました。
『なんだって!きみ、天から落ちてきたんだね?』

・・・・(中略)・・・・

やがて、王子さまはまたこういいました。
『じゃあ、きみも天からやってきたんだね!どの星からきたの?』

 

星の王子さま(岩波少年文庫)サン=テグジュペリ,内藤濯

 

 

王子さまはどこから来たのでしょう?
天から落ちてきたのでしょうか?
王子さまの星はどこにあるのでしょうか?

 

小惑星 B-612番

小さな小さな王子さまの故郷の星はどこにあるのでしょう?

 

飛行士は

王子さまのふるさとの星は
小惑星、B-612番 だと思う、、、
といいます。

 

王子さまの星は本当に
小惑星B-612番だったのでしょうか?

 

飛行士は、こうも語っているのです。

ぼくがこんなふうに、B-612番の星の話をして、その番号までもち出すというのも、じつはおとなの人たちがよくないからです。

 

 飛行士の語っている、
おとなの人たちのよくないところはこんな風です。

 

おとなは数字がだいすきで
数字にしか興味がない。

 

だから、
目に見えない本質のことを
話しても理解ができない。

 

肝心なことは聞かずに
数字のことばかりをきいて
わかったつもりになるのだから。

と。

そんなわけですから、<王子さまは、ほんとうにすてきな人だった。にこにこしていた。ヒツジをほしがっていた。それが王子さまがこの世にいた証拠だ>といってみたり、<ある人がヒツジをほしがっている。それが、その人のこの世にいる証拠だ>などといったら、おとなたちは、あきれた顔をして、〈ふん、きみは子どもだな〉というでしょう。だけれど、王子さまのふるさとの星は、B-612番の星だといえば、おとなの人は、〈なるほど〉といった顔をして、それきり、なにもきかなくなるのです。おとなの人というものは、そんなものです。

星の王子さま(岩波少年文庫)サン=テグジュペリ,内藤濯

 

大人たちは、大切なことは何も聞かない。

大人たちは、数字で証拠を見せないと信用しない。

数字で説明しなきゃ、大人にはうまく想像できない。

 

具体的な星の名前や番号をあげているのは
数字や目に見える価値でしか信じない
見ようとしない(みえない)
大人達を納得させるためだとしたら、、、、

 

本当の王子さまの星はどこにあるのでしょう?

 

飛行士は、
子どもたちに向けてこう語っています。
ほんとうはこの物語をおとぎ話のようにはじめたかったと。

 

そうすると、ものそのもの、ことそのことを大切にする人にはもっともっと本当らしくなったでしょうに、、、と。

 

ぼくたち(見えない本質を大切にするひとたち)には、ものそのもの、ことそのこと
がたいせつですから、もちろん、番号なんか、どうでもいいのです。と。


心という星

王子さまとすごすうちに
時間をかけて日ごとに
王子さまの星のことや
王子さまが星をでた理由や
星をでてからどんな旅をしてきたのか
知るようになりました。

 

 

王子さまの星は
一本の美しい薔薇と
3つの小さな火山があるだけの星でした。

一軒の家よりも
ほんの少し大きいだけの星でした。

 

王子さまは
大切な薔薇と喧嘩をして
その星を出たというのです。

 
わたしには王子さまの星が
飛行士の心という星だったんじゃないかと思うのです。

 

飛行士の僕が
空から砂漠に落ちたのではなく

 

落っこちたのは
王子さまの方だったとしたら?

 

想像してみてください、、、

 

飛行士の心から
落っこちた王子さま。
王子さまのいなくなった
飛行士の心は空っぽです。



心にポッカリと穴があいた飛行士は
自分のことを
まるでエンジンの壊れた
飛行機のように感じたのではないでしょうか。

壊れた飛行機のように
人間たちから遠く離れた砂漠へ不時着した飛行士と、心の星の王子さまが出会って一緒に時間を過ごすうちに、飛行士にもだんだんと王子さまのことがわかってくるのです。

 

 

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大人には見えない

王子さまの肖像画を描きながら
あまり上手く書ける自信がない飛行士は
その理由をこう説明しています。

 ぼくの友だちの王子さまは、くどくどと、説明してくれなかったのです。どうかすると、ぼくを、じぶんとおなじような人間だと思っていたのかもしれません。けれど、ぼくには、あいにく、箱の中のヒツジを見る目がありません。ぼくもどうやら、おとなじみているのかもしれません。年をとってしまったにちがいありません。

星の王子さま(岩波少年文庫)サン=テグジュペリ,内藤濯

 

王子さまはどんな姿をしていたのでしょうか?
本当は、はじめから王子さまは飛行士の心のなかにいたのでしょうか?

本の紹介

星の王子さまは、長い人生の途中で立ち止まりたくなった時に、手に取ってみてほしい、、、そんな物語です。

 

迷ったとき
悩んだとき
立ち止まりたくなった時
優しく寄り添ってくれる物語です。

 きっと、自分だけの星の王子さまの物語が見つかると思います。

★長く親しまれてきた、内藤濯さん翻訳の星の王子さま★

 

 ★河野万里子さん翻訳の星の王子さまも好きです★

KAKA

 

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