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自己探求する主婦の子育てと愛犬介護の記録

星の王子さまー地球の点燈夫の大切な仕事はなあに?

風の時代にはいったからか、ここ最近で『星の王子さま』の記事を読んでくれるひとがとっても増えました💫

すごく思い入れが強かった星の王子さまのブログ記事、、、ぜんぜんスターもコメントも伸びなくて実はちょっぴり心折れたいた私、、、。

途中で終わっていた星の王子さまの記事を最後まで続けてみたくなりました

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地球の見物と点燈夫

星の王子さまは、
地理学者に勧められ地球の見物にやってきました。

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”点燈夫はいったいどんな大切な仕事をしていたんだろう、、、?”

 

星の王子さまを読み始めたころから、ずっと気になっていて、ずっと解らなかったことのひとつです。

 

点燈夫たちの軍隊のような動きは、オペラのバレーを踊る人たちのように規則だっていました。

ニュージーランド
オーストラリア
中国
シベリア
ロシア
インド
アフリカ
ヨーロッパ
南アメリカ
北アメリカ
、、、、、と。

ただの一度も順序を間違えることなく舞台へと出てきて踊っては、街燈に火をつけると舞台裏へと消えてゆく。

それはとても美しく見ものだったのだといいます。

 

点燈夫たちのこの規則だった順番はなんでしようか?

 

これは、日の出、日没の順番だとしたら辻褄があいます。

地球が自転していて、いつでもずっと変わることなく、同じように朝が来て陽が昇り、夜になって陽が沈むサイクルのことを指しているのだと思います。
世界地図に照らし合わせながら見ていると、ニュージーランドから順に日の出や日の入りをむかえてゆくのがよくわかります。

 

さらに続きはこう書かれています。

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なぜ、一年に二度しかはたらかないのでしょうか?

 

それは、、、、

地球の地軸は傾いているので、北極点と南極点だけは年に一度しか日の出と日の入りがやってこないのです。
だから、一年に二度しか街燈の火を灯したり消したりする仕事ができなかったのでしょう。

 

そのことを、サン=テグジュペリはなぜ『何もせずにのらくらしている』と表現したのでしょうか?

点燈夫のしている火を灯す仕事にはいったいどんな意味があるのでしょう、、、。

点燈夫の大切な仕事って何だろう?

点燈夫たちは日が沈むと出てきて、街燈をつけて眠りにつく、、、というのです。

 

この街燈に火をつける仕事を、別の章では『星を一つ、よけいにキラキラさせるようなものだ』とか『花を一つ、ぽっかりと咲かせるようなものだ』といっています。

 

人が眠っているあいだに潜在意識へアクセスしているとか、ソースっていうのかな?自分自身の源へと意識がかえると聞いたことがあるでしょうか?


点燈夫が火を灯すというのは、眠っているあいだに自分の意識が源へとアクセスしたり、そこに一体となることで魂を癒したり、充電するようなことなのかもしれないと感じています。

 

人間も本来は、ほかの動物たちと同じように、自然とそんなリズムを持っていたんじゃないかと思います。

 

サン=テグジュペリが地球の点灯夫について説明する章でも、『電気が発明される前には、、(中略)、、軍隊ほどの点燈夫を雇っておかなければならなかった、、、』と書いていたように、電気が発明されて文明社会になるにつれ、人間の大人たちは今までのような自然で規則だったリズムを保てなくなってしまったのではないでしょうか?

 

いつの間にか私たちは、本当の自分自身とつながる方法を忘れてしまったのかも、、、。

そんな気がしています。

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 私たちは地球のほんの一部分

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この地球上には人間だけじゃなくたくさんの動物や植物がいて鉱物がある。

そんな地球に存在するものそれぞれが、地球から見れば細胞のひとつにすぎない。

人間は地球のほんの一部分でしかないのだ、、、ということを忘れてしまった私たち。

そして、その地球もまた、もっと大きなものの視点でみれば、宇宙のほんの一部分でしかないということ。この記事で書いたウロボロスの蛇のようにね。➡

星の王子さまは魂の冒険ストーリー!?この世界の謎はウロボロスの蛇∞

 

動物や植物なんかの生物は、今も宇宙の一部として自然の美しいリズムの中で生きているのではないかと思います。

だけど、人間たちはそのリズムを忘れてしまってる。

だからこそサン=テグジュペリは、自分たちのエゴで地球を危機にさらしてきた人間をバオバブにたとえたのかもしれません。

 

人間が地球の上に占めている場所はほんのわずかです。

サン=テグジュペリのこの言葉には、ほかにも意味が込められているように感じます。

 

星の王子さまの地球の見物をする章をよんでいて、この地球上に”人間”として存在している自分は、本当の自分自身のほんの一部分なんだよといわれているような気がしました。

 

地球という星がこの宇宙のほんの一部分であるように、、、。

本当の私たちは、この地球に人間として身体をもった物質としてのワタシではなく、もっと大きなものの一部。

 

本当のワタシは、もしかしたら今この身体のなかにはいないのかもしれない、、、。

 

だからサン=テグジュペリは、物語を読んでいるこどもたちにむけてこう書いたのではないでしょうか。

数字が好きな大人たちのように計算ばかりすることで暇つぶししてはいけませんよ。どっちみち、何にもならないことなんですからね。ね。そうでしょ?

、、、、と。

 

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星の王子さま

星の王子さま

  • 作者:アントアーヌ・ド・サン・テグジュペリ/内藤濯
  • 出版社:岩波書店
  • 発売日: 2017年07月


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