でこぼこーど

おうち大好き専業主婦の育児と犬とスピリチュアルの日常と時々イラスト♡自分らしさを思い出す人生の旅

【星の王子様】星の王子さまとの出会い

長いあいだ、世界中で愛されている『星の王子様』について、私から見た星の王子様の世界を書いています。

100人100通りの解釈の中のひとつという視点で、お付き合いいただけたら嬉しいです。

☆前回までの投稿はこちらにまとめています☆

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砂漠で出会った男の子

 

 

すると、どうでしょう、おどろいたことに、夜があけると、へんな、小さな声がするので、ぼくは目をさましました。
声は、こういっていました。

『ね……ヒツジの絵をかいて!』 

 

星の王子さま(岩波少年文庫)サン=テグジュペリ,内藤濯

 砂漠で出会った不思議な子は誰だったのでしょうか?

 

この物語を読んだたくさんの人がそう感じたように、私もこの小さな男の子は、主人公の飛行士自身なのではないかと感じます。

 

 

子供のころの自分であり

内なる自分自身。


星の王子さまは、
もう一人の自分
だったと思うのです。

 

王子さまにだけ見えるヒツジ

飛行士はおどろきました。

 

だって、人の住んでいるところから、千マイルも離れた砂漠のなかにいて、そのぼうやは、道に迷ったようすも、お腹が空いたようすも、のどが渇いたようすもなく、、、。

 

飛行士に、ヒツジの絵をかいて!とおねがいしているのです。 

 

『ね……ヒツジの絵をかいて……』

ぼうやは、とても大事なことのように、たいそうゆっくりくりかえします。

 

なので、ヒツジの絵をかいてやろうと紙と万年筆をとりだしましたが、自分にはうまく絵が描けないことを思い出し、「絵は描けない」と伝えます。

 

そんなことにはお構いなしに、ヒツジの絵をねだるぼうや。
しかたなく、ぼくは、ウワバミの外側の絵をかいてみせました。

 

するとどうでしょう、、、
『ちがう、ちがう!ぼく、ウワバミにのまれてるゾウなんかいやだよ……』というのです。

 

どれだけ説明しても、中身(お腹のなかのゾウ)を書いても、誰にもわかってもらえなかったあの絵が、この子には説明しなくてもなんの絵だかわかるのです。

 

 

そこで、飛行士は何度もひつじの絵を描いてみました。
けれどうまく男の子の欲しがっているひつじが描けません。

 

もう、面倒になって。
自分にはやらなきゃいけないことが山積みなのに!!とイライラして。

適当な木箱の絵を描き、ぶっきらぼうにその子に渡したのです。

 

この箱の中に、きみの欲しいひつじが入ってるよ」と。

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出典元:星の王子さま(岩波少年文庫)

すると、ぼうやの顔がぱぁっと明るくなって、
『うん、こんなのが、僕、ほしくてたまらなかったんだ。』と言うのです。

 

ただの空っぽの木箱の絵。


けれど、

王子さまには、
その木箱の中にほしかった
ひつじがいるのが見えるというのです。

 

王子さまに見えて、
僕には見えない。

 

王子さまには
なにが見えているのでしょうか?

 

どうして
飛行機乗りには見えないのでしょうか?

ウワバミの絵を描いた
あのころの飛行機乗りになら
見えたのかもしれません。

 

飛行機乗りはいつの間にか
ゾウをのみこんだウワバミの絵が、帽子にしか見えなかった大人たちのようになってしまっていたのかもしれません。

 

なかみの見えない大人になっていたのかもしれません。 

本の紹介

★長く親しまれてきた、内藤濯さん翻訳の星の王子さま★

 

 ★河野万里子さん翻訳の星の王子さまも好きです★

KAKA

 

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