- 学校に行きたくないに理由なんてない、、、こともある
- 学校行くのが楽しみな子どもがいるなんて知らなかった。
- 同じ親から産まれても、同じ環境で育っても、同じじゃないのよ、、、
- 『理由はないけど今日は休みたい』は立派な理由になる!
- 共犯になって、ズル休み
- 学校を休ませるときに体調不良を認めないわけ
- むすび
学校に行きたくないに理由なんてない、、、こともある
子どもが学校に行きたくないと言ったら、『なんで?』と思いますよね。
いじめられているのかな?
クラスになじめていないのかな?
友達とケンカしたのかな?
勉強についていけないのかな?
学校で困っていることがあるのかな?
と心配になりますよね。
もちろん、なにか悩みを抱えていることもあると思います。
けれど、理由なんかなくて、ただ疲れている、、、、。
疲れていて休みたい、、、。
そんな子もいます。←私です
学校行くのが楽しみな子どもがいるなんて知らなかった。
私が子供のころは、学校なんてめんどくさくて疲れるし、毎日家で寝てたい、、、。
と思ってました。
まわりもみんな、学校に行かないと親や先生に怒られるからしゃーなしで学校に行ってるんだと、、、本気で思ってました。
だから、うちの子が学校を休みたいと言ったときも、たいしてビックリすることもなく、、、。
まあ、休みたいわな。
どーしても行きたくない日もあるやろな。
と、どっちかといえば、わかる〜。と思ったくらい。
旦那が、『そんなことで休ませたらあかん。癖になるから!』と言ったときも、たしかに親が簡単に休ませてくれたら、私も学校なんて毎日休んでたかもな、、、とも。
だけど、『信じられん!俺は熱がでても学校行きたかった。学校休んだことなんてないけどな〜、、、』と言われたときには、
え〜???
そんな変な子やったんや、、、
と思ったものです。
けれど、
まわりのママ友さんと子供の『学校いきたくない』についていろいろ話すうちに、学校休みたいと思っていた子が少数派で、ほとんどの子は毎日、学校が楽しくてしかたなかったんだと聞いてびっくりでした。
私の学校が嫌いなわけは、とくにこれという理由があるわけでもなく、、、。
学校に行けば友達もいたし、
家に帰ってたら一緒に遊ぶ友達もいたし、
勉強もテストや通知表は良い方だったし、
体育は苦手で大っ嫌いだったけど(^^;)
理由をあげるなら、疲れるから。
それだけでした。
特に嫌なことや困ってることはないけど、
ただただめんどくさかった。
私のように学校での集団生活がストレスになったり疲れる子もいます。
大人になってはじめて知った、ADHD発達障害やHSP(とても敏感な気質)があって、学校での日常に疲れていたのだと思います。
発達障害を持っている子や、5人にひとりといわれる敏感な気質をもった子は、まわりの子供達とは違う感じ方や感覚を持っていることも多く、学校での集団生活に疲れたりストレスを抱えやすいのです。
長くなりそうなので、このことについては別記事で書きますね。
同じ親から産まれても、同じ環境で育っても、同じじゃないのよ、、、
私は三人姉妹の真ん中っ子として育ちました。
同じ両親から産まれて、
同じ家庭環境で育った姉妹3人は、それぞれ性格が違います。(あたりまえですね!)
今から思えば、朝なかなか起きられなかったのも、
学校に行きたくなかったのも私だけでした。
ついでに言うと、
体育が大っ嫌いで、苦手だった私とは対照的に、姉と妹は学年でもトップクラスに運動ができました。
話がそれましたが、、、、
子どもが学校に行きたくないと言ったとき、なぜ行きたくないのかの背景やその子が心に抱えているものを見極めてあげることはとっても大事なことです。
学校で友達関係やイジメなんかの悩みを抱えているサインかもしれないですから。
でも、その答えの中には、私の子供時代のように理由がなく、学校という環境がとても疲れるという子という場合もあると思います。
そんな子の場合は、放課後や休日にダラダラと何もせずボーッと休養をとる時間をおおめに作ってあげるのがいいですよ。
『理由はないけど今日は休みたい』は立派な理由になる!
正解なんてわからないけど、
私は今まで上の子も下の子も、とくに理由なく学校を休ませたことが何度かあります。
これだけで批判の意見がありそうですが、、、
休ませるときに、ひとつだけ私がこだわっていることがあります。
それは、体調不良を理由には休ませないということ。
『理由はないけど、今日は行きたくない』は理由として認める。
『体調が悪い』は、休む理由にならない。
というのが私の基準。
体調が、、、といった時点で、病院からの学校コースなのです。
その代わり、『今日は学校に行きたくない』という理由のときは、じゃあ、今日はお休みしてゆっくりしようとOKをだしていました。
え〜〜〜!!!???
って反応が返ってきそうですが、、、。
休ませるときに必ず娘と約束することは、『明日は行くんだよ』ということ。
そのかわり、今日は、病人としてではなく家でゆっくりリラックスして過ごそうということ。
共犯になって、ズル休み
一応、学校には体調不良と連絡しますが(^-^;
学校にはなんて連絡しようか、、、?と娘と相談するのです。
おなかが痛くて、、、と決めたら、学校へ『おなかが痛いので今日は家で様子をみます。』ということと、『熱や、他の症状はないので、このまま何もなければ明日は登校できます。』と娘のまえで連絡を入れちゃいます。
なんだか、ちょっとお母さんの私も共犯者のような娘のホッとした顔。
あとは家の中で病人を装わなくても、リラックスして過ごせるはずです。
なんてったって、母親も共犯ですからねえ。
そうして一日中ゆっくり一緒にいると、
今、抱えている不安に思っていることとか、
困っていることとか、
話してくれたりもして。
たまにはこんな時間も必要だね、、、と思えたことが何度かありました。
すべてそうなるよ。と断言できないけれど、
うちの姉妹は、この方法で行きたくないを消化してきたかなとおもっています。
翌日の登校をしぶったり、なんども休みたいと言われることはなくて、次の日にはウソみたいに笑顔でスッキリ登校していきます。
学校を休ませるときに体調不良を認めないわけ
学校を休みたいときに、『理由はないけど今日は行きたくない』そんな理由だって、立派に理由になると思うのは私だけ?
だって、そんなとき自分にもあるもんね。
理由なんてなくて、
今日は家で心と身体を休めたい。
それが理由。
本当の理由を素直に言わない(言えない)のは、その理由では休ませてくれないとわかっているから。
だから、親が納得するような理由を考えて、
となるわけで、、、
実際に熱がでているわけではないから、
本人にしかわからない主観的な症状で訴えるわけですが、、、。
これの間違ってはいけないところが、
仮病とは違う
ということなんです。
学校が毎日たのしくて、
学校を休みたいと思ったことがない人には理解するのがむずかしいところ。
はじめは学校を休める理由がほしくて言ってみた。
たまたま、この症状のときに学校を休ませてくれた。
という経験があると、
この症状が出ると休めるんだなと無意識にインプットされてしまうわけで。
だから、休むために嘘ついてやろうと思ってるわけじゃなくて、
学校行きたくない
↓
無意識下で体調が悪ければ休めると知っている
↓
ほんとうに体調が悪くなる。
不思議なもので、本当に謎の体調不良がおこりはじめます。
だから、体調不良がおきている本人も本当にしんどい。
これはもうただ経験者として思うことですが。
だからこそ、
休ませるときは、
体調不良が原因では休ませない。
これが、私がたったひとつこだわったことなんです。
熱が出たら病院へつれていく。
休ませるかどうかはお医者さんの指示をあおぐ。
それとおなじように、
頭が痛くても、
おなかが痛くても、
吐き気がしても、
そのまま学校へ行ける準備をしてから病院へ連れて行きます。
頭痛なら痛みどめ。
おなかが痛いなら整腸剤。
吐き気がしても、ほかの症状や校区内の学校で流行っているものなどで、別の検査をしたり、、、と。学校を休むかどうかもお医者さんに決めてもらいます。
だいたい、そのまま学校へ行くことになります。はい。
これだけは徹底していて、体調不良でかんたんに休むことにOKはださないときめていました。
むすび
学校を休みたいという子の抱えている背景は、それぞれみんな違っていて、どれが正解なんてないと思います。
なにか、相談できずに抱えている悩みがあるかもしれないし、
私の子供のころのように、理由なんてなく休みたい子もいる。
対応に迷ったら、うちのように共犯になってずる休みして、ゆっくり過ごす時間を持ってみると、本音をきかせてくれるきっかけになるかも、、、と記事にしてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
KAKA